身長アップに遺伝は関係ある?

子供の身長ののびに、両親の身長は関係するのでしょうか。なんとなく、両親が背の高いと、子供も背が高いイメージがありますが、遺伝の影響はそんなになく25%ぐらいではないかと言われています。遺伝の影響よりも、生活環境に大きく左右され、栄養、睡眠、運動など様々なことで、身長アップの条件は左右されています。両親が大きいから、子供が大きいというよりも、その家庭の生活の中に、身長アップのよい食生活や、睡眠、運動といった生活習慣があるのかもしれません。それは、意識せず、なんとなく知らず知らずのうちにやっている習慣かもしれません。よく牛乳が大好きで、毎日たくさん飲んでいたから背が伸びたといっている人もいますが、背の高い人の中には、牛乳が嫌いでまったく飲んでいなかったなんて言う人もいます。背をのばすには牛乳に代表されるように、カルシウムをたくさんとればいいと思っているかたが多いですが、カルシウムは骨を硬く丈夫にしますが、骨をのばすには、たんぱく質が必要なので、たんぱく質をしっかりととりましょう。また、運動は、特に何かのスポーツがよいというものはなく、体をまんべんなく動かす全身運動ならなんでもいいです。運動によって、体の新陳代謝もさかんになり、骨にも栄養が行き渡り、また運動したおかげで夜ぐっすりと熟睡できて、成長ホルモンの分泌も増えて、結果として背が高くなるというわけです。ですので、身長アップには、遺伝よりも生活習慣が関係あり、大事になってきます。

身長アップに効果的なスポーツとは

“一般的に身体の成長に欠かせない条件には、3要素あります。1つはバランスの良い食事、そして十分な睡眠時間、また適度な運動などです。バランスの良い食事とは、炭水化物、各種ビタミン、穀類、たんぱく質などを好き嫌いなどによって栄養が偏ることなく、万弁に摂取することです。十分な睡眠時間は、個人差がありますので人により違ってきますが、一般的には寝不足の生活慣習となることがなく、適度な長さで熟睡することができていることです。そして適度な運動とは、自分にあった好きなスポーツなどをして体を動かすことです。
しかし、自分にあったスポーツをすることが、必ずしも身長アップに効果的であるとは限らないことがあります。これは、運動をするとどうしても 、よく使用する身体の部位だけに偏って筋肉が付いてしまうことがあるからです。偏った筋肉がついて運動を続けると、身体が筋肉を維持しようとする力が働きますので、身長アップを抑制し筋肉を鍛えることになる傾向があります。
これより、身長アップに効果的な運動とは身体の一部ではなく、身体全体にバランスよく、程良い筋肉が付く運動ということになります。例えば、水泳、バレーボールなどがその代表的なものです。水泳は、水の中で体全体を動かすと同時に、常に全身を伸ばして体を動かす特徴があります。バレーボールは、ジャンプをしてアタックをする動きが腕を伸ばすだけでなく、全身を伸ばして動く特徴があります。これら2つの運動に共通する特徴は、全身を伸ばして動くことにあり、これで体全体にほどよい筋肉がつくと同時に、身長アップに繋がる効果があります。

睡眠と身長アップの関連性

「寝る子は育つ」ということわざがありますが、実はこれは科学的に見ても正しい事実であり、身長と睡眠には関連性があるといわれています。身長アップのためには体が成長ホルモンという物質を分泌させる必要がありますが、これがもっとも多く分泌される時間帯は午後10時から午前2時までの4時間です。これは偶然にも、美しいお肌を保つために眠っておいた方が良い時間帯とされる「お肌のゴールデンタイム」とまったく同じです。身長アップ、さらには美肌もゲットできるまさに理想の時間帯といえるでしょう。ただし、ここで重要なのは成長ホルモンが最も多く分泌されるのは深い眠りであるノンレム睡眠の時ということです。せっかく午後10時から4時間眠っていたとしても、その眠りが浅かった場合は成長ホルモンの分泌はされにくくなってしまいます。そのため、普段から規則正しい生活習慣を身につけて質の良い眠りをとるように心がける必要があります。また、睡眠時間をしっかりとることも身長アップには重要です。理想的な時間は、1歳から3歳の場合は12~14時間、4歳から6歳の場合は10~13時間、7歳から12歳の場合は10~11時間、13歳から18歳の場合は8~9時間とされています。しかし、子供たちの実際の平均時間は理想よりもかなり短いということが分かっています。子供の生活習慣を見直すことで、身長アップだけでなく家族の健康を守ることにもつなげていきましょう。